エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問21

 ほとんどのプログラムの大きさがページサイズの半分以下のシステムにおいて,
ページサイズを半分にしたときに予想されるものはどれか。ここで,システムは
主記憶が不足しがちで,多重度やスループットなどはシステム性能の限界で運用
しているものとする。

 ア ページインの回数が増大するので,システム性能が低下する。

 イ ページ数が増加するので,領域管理などのオーバヘッドが減少する。

 ウ ページ内に余裕がなくなるので,ページ置換えの効率が低下する。

 エ ページ内の無駄な空き領域が減少するので,主記憶不足が緩和される。


『 平成18年問21  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問22

 一つのジョブについての,ターンアラウンドタイム, CPU 時間,入出力時間及
び処理待ち時間の四つの時間の関係を表す式はどれか。ここで,ほかのオーバヘ
ッド時間は考慮しないものとする。

 ア 処理待ち時間 = CPU 時間 + ターンアラウンドタイム + 入出力時間

 イ 処理待ち時間 = CPU 時間 - ターンアラウンドタイム + 入出力時間

 ウ 処理待ち時間 = ターンアラウンドタイム - CPU 時間 - 入出力時間

 エ 処理待ち時間 = 入出力時間 - CPU 時間 - ターンアラウンドタイム


『 平成18年問22  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問23

 二つのタスクが共用する二つの資源を排他的に使用するとき,デッドロックが
発生する可能性がある。このデッドロックの発生を防ぐ方法はどれか。

 ア 一方のタスクの優先度を高くする。

 イ 資源獲得の順序を両方のタスクで同じにする。

 ウ 資源獲得の順序を両方のタスクで逆にする。

 エ 両方のタスクの優先度を同じにする。


『 平成18年問23  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問24

 メモリリークに関する記述として,適切なものはどれか。

 ア アプリケーションの同時実行数を増やした場合に,主記憶容量が不足し,
  処理時間のほとんどがページングに費やされ,極端なスループットの低下を
  招くことである。

 イ アプリケーションや OS のバグなどが原因で動作中に確保した主記憶が開放
  されないことであり,これが発生すると主記憶中の利用できる部分が減少す
  る。

 ウ 実行時のプログラム領域の大きさに制限があるときに,必要になったモジュー
  ルを主記憶取り込む手法である。

 エ 主記憶の内容を補助記憶の内容とを交換する処理のことである。


『 平成18年問24  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問25

 メールボックスに関する操作で,タスクが待ち状態に遷移するものはどれか。

 ア 受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して受信要求を
  したとき

 イ 受信待ちをしているタスクが存在するメールボックスに対して送信要求を
  したとき

 ウ メッセージが存在するメールボックスに対して受信要求をしたとき

 エ メッセージが存在するメールボックスに対して送信要求をしたとき


『 平成18年問25  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問26

 システムの性能向上策の適用に関して,次の式から導くことができるものはど
れか。

 P = 1/((1-a) + a/V)

 ここで,P はシステムの性能向上率,V はその性能向上策の性能向上率,a は
その性能向上策が及ぶ範囲の全体に対する比率とする。

 ア 幾つかの性能向上策を組み合わせて,相乗効果を出すべきである。

 イ 性能向上策が及ぶ範囲の比率が一定で変化しない性能向上策を適用すべき
  である。

 ウ 性能面のボトルネック要因を解消する性能向上策を適用すべきである。

 エ できる限り多くの性能向上策を適用すべきである。


『 平成18年問26  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問28

 主記憶への 1 回のアクセスが 200 ナノ秒で,ページフォールドが発生すると
1 回当たり 100 ミリ秒のオーバヘッドを伴うコンピュータがある。ページフォー
ルトが主記憶アクセス 50 万回に 1 度の割合で発生する場合,ページフォールト
は 1秒当たり最大何回発生するか。ここで,ページフォールト以外のオーバヘッ
ドは考慮しないものとする。

 ア 3

 イ 4

 ウ 5

 エ 6


『 平成18年問28  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問29

 システムの信頼性の指標である MTBF 及び MTTR に関する記述のうち,適切な
ものはどれか。

 ア 遠隔保守は MTBF を短くし,システムの稼働率を高くする。

 イ 機能分散したシステムでは,縮退運転を行うことによって MTTR は短くなる。

 ウ システムを構成する機器を直列に接続すると,全体の MTBF は長くなる。

 エ 予防保守は MTBF を長くし,システムの稼働率を高くする。


『 平成18年問29  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問30

 ア システムの一部に障害が発生したとき,それ以外の部分の機能でシステム
  の運転を継続する。

 イ システムの一部に障害が発生したとき,致命的影響を与えないよう,シス
  テムをあらかじめ定めた安全な状態に移行する。

 ウ 信頼度の高い部品を使用したり,バグの少ないソフトウェアを開発したり
  して,信頼性の高いシステムを構築する。

 エ 特定の時点でデータベースのバックアップを取り,障害が発生した場合には,
  バックアップを取った時点の状態まで戻して運転を継続する。


『 平成18年問30  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問31

 Java サーブレットの説明はどれか。

 ア HTML 文書に記述されたスクリプトを実行する Web コンポーネントである。

 イ Java で CGI を開発するための機能である。

 ウ 一度ロードされるとサーバに常駐し,スレッドとして実行される Web
  コンポーネントである。

 エ 分散オブジェクト技術を用いたソフトウェア部品が開発できるプラット
  フォームである。


『 平成18年問31  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問32

 CMMI を説明したものはどれか。

 ア ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するた
  めのモデルである。

 イ ソフトウェア開発のプロセスモデルの一種である。

 ウ ソフトウェアを中心としたシステム開発及び取引のための共通フレームの
  ことである。

 エ プロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア開発の手順を定義したモデル
  である。


『 平成18年問32  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問33

 図は,階層化された DFD における,あるレベルの DFD の一部である。プロセ
ス 1 を子プロセスに分割して詳細化した DFD のうち,適切なものはどれか。こ
こで,プロセス 1 の子プロセスは,プロセス 1-1,1-2 及び 1-3 と表す。


  ──→┌──┐   ┌──┐
     │ 1 ├──→│ 2 │
  ──→└──┘\  └──┘
          \   ↓
           \  =
            \| ↓
             ̄┌──┐
             │ 3 ├─→
             └──┘

 ア          ┌──┐
      ┌──┐/→│1-2 ├─→
   ──→│1-1 │  └──┘
      └──┘\ ┌──┐
           →│1-3 ├─→
            └──┘

 イ
    ┌──┐→
   →│1-1 ├──→┌──┐
    └──┘  _│1-3 ├──→
          /└──┘
    ┌──┐ /
   →│1-2 │/
    └──┘

 ウ
          ┌──┐
   →┌──┐/→│1-2 │
    │1-1 │  └──┘
   →└──┘\ ┌──┐
         →│1-3 ├──→
                   └──┘

 エ
   →┌──┐
    │1-1 ├──→┌──┐→
   →└──┘  _│1-3 │
          /└──┘→
    ┌──┐ /
    │1-2 │/
    └──┘


『 平成18年問33  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問34

 次の E-R 図の解釈として,正しいものはどれか。ここで,多重度の * 印は 0
以上を表すものとする。また,自己参照は除くものとする。

             ┌────┐
            *|親   │
          ┌─────┐ │
          │  組織  ├─┘
          └─────┘* 子

 ア 子組織の数より親組織の数が多い可能性がある。

 イ 組織は 2 段階の階層構造である。

 ウ 組織は必ず子組織をもつ。

 エ 組織はネットワーク構造になっていない。


『 平成18年問34  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問35

 オブジェクト指向におけるインヘリタンスに関する記述はどれか。

 ア あるクラスのサブクラスを定義するとき,基底クラスで定義されたデータ
  構造と手続をサブクラスで引き継いで使うことができる。

 イ オブシェクトの性格を決めるデータ構造や値を隠ぺいし,オブジェクトの
  外部から直接アクセスすることを禁止する。

 ウ オブジェクトのデータ構造や手続を変更した場合でも,外部への影響を避
  けることができ,オブジェクトの独立性を向上させることができる。

 エ 同一のデータ構造と同一の手続をもつオブジェクトをまとめて表現したも
  のである。


『 平成18年問35  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問36

 次のステートチャート図で,イベントが A ,B ,A ,C ,D ,E ,F の順で
発生した後の状態はどれか。

     ┌────────────────┐
     │ ┌───┐          │
●────┼→│状態 1│          │
     │ └┬──┘          │
     │  │ ↑           │
     │ A │ │B           │
     │  ↓ │           │
     │ ┌──┴┐  C   ┌───┐│  E  ┌───┐
     │ │状態 2├────→│状態 3│├───→│状態 4│
     │ │   │←────┤   ││        └─┬─┘
     │ └───┘  D   └───┘│            │
          │                           ─   │            │
        │                        ( H )←┼──────┘
          │                           ─   │    F
          └────────────────┘


 ア 状態 1

 イ 状態 2

 ウ 状態 3

 エ 状態 4


『 平成18年問36  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問37

 モジュール設計に関する記述のうち,モジュール強度が最も強いものはどれか。

 ア ある木構造データを扱う機能をデータとともに一つにまとめ,木構造デー
  タをモジュールの外から見えないようにした。

 イ 複数の機能のそれぞれに必要な初期設定の操作が,ある時点で一括して実
  行できるので,一つのモジュールにまとめた。

 ウ 二つの機能 A, B のコードは重複する部分が多いので,A, B を一つのモジ
  ュールとし,A, B の機能を使い分けるための引数を設けた。

 エ 二つの機能 A,B は必ず A,B の順番に実行され,しかも A で計算した結
  果を B で使うことができるので,一つのモジュールにまとめた。


『 平成18年問37  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問38

 二つの独立したテストグループ A,B が,あるシステムについて一定期間並行
してテストを行い,それぞれ Na 個及び Nb 個のエラーを検出した。このうち,
共通のエラーは Nab 個であった。このシステムの総エラー数 N を予測する式は
どれか。ここで,Na > 0 ,Nb > 0 ,Nab > 0 とし,グループ A,B のエラーを
検出する能力及び効率は等しいものとする。

 ア N = Na + Nb - Nab

 イ N = Nab * Na * Nb

 ウ N = (Na + Nb) / Nab

 エ N = Na * Nb / Nab


『 平成18年問38  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問39

 あるプログラムについて,流れ図で示される部分に関するテストデータを,判定
条件網羅(分岐網羅)によって設定した。このテストデータを,複数条件網羅によ
る設定に変更したとき,加えるべきテストデータとして,適切なものはどれか。
ここで,()で囲んだ部分は,一組のテストデータを表すものとする。


  ┌──┴──┐
  │ 処理 1 │
  └──┬──┘
     │
    / \
   /   \
  /     \  No
 /A > 6 or B = 0\──┐
 \       /  │
  \     /   │
   \   /Yes   │
    \ /     │
     │      │
  ┌──┴──┐   │
  │ 処理 2 │   │
  └──┬──┘   │
     │←─────┘


・判定条件網羅(分岐網羅)によるテストデータ
  (A=4,B=1),(A=5,B=O)

  ┌─────────────┐
  │ 加えるべきテストデータ │
┌─┼─────────────┤
│ア│ (A=3,B=O),(A=7,B=2) │
├─┼─────────────┤
│イ│ (A=3,B=2),(A=8,B=0) │
├─┼─────────────┤
│ウ│ (A=4,B=0),(A=8,B=O) │
├─┼─────────────┤
│エ│ (A=7,B=0),(A=8,B=2) │
└─┴─────────────┘


『 平成18年問39  解答 』


エンベデッドシステムスペシャリスト試験過去問題
平成18年問40

 次のアローダイアグラムで表される作業 A 〜 H を見直したところ,作業 D
だけが短縮可能であり,その所要日数を 6 日間にできることがわかった。業務
全体の所要日数は何日間短縮できるか。ここで,矢印に示す数字は各作業の所要
日数を表す。

                         E
                 →○───→○
               B/  ↑   5    : \G
   A    /3   │        : 3 \
○────→○     D│10      :   →○
      5       \C   │        : H/
               5\  │   F    ↓/6
                  →○───→○
                        12
                                      ----→:ダミー作業


 ア 1

 イ 2

 ウ 3

 エ 4


『 平成18年問40  解答 』


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